PCメンテナンス知識
マルウェアの種類
最初にマルウェアとは、『悪意のある』ソフトウェアの総称です。「不正プログラム」全体のことです。
基本的なマルウェア
①ウイルス
「第三者のプログラムやデータベースに対して意図的に何らかの被害を及ぼすように作られたプログラムであり、自己伝染機能・潜伏機能・発病機能の一つ以上有するもの」のことを指します。
正体を偽ってコンピューターに侵入し、データを盗み出したり、データを消去したりします。自己増殖機能がないものはウイルスとは見なされていないので、厳密に言えばトロイの木馬はウイルスではないです。
具体的な目的を持つマルウェア
情報収集を主な目的とする。利用者の個人情報を集めている。
②ボット
第三者に端末を自由に使われてしまう悪意のあるプログラム。
進化していくマルウェア
音楽、画像などのファイルを、勝手に暗号化処理を行い、読みとれない状態にします。
その後に「ファイルの復元」を条件に金銭を要求をします。
②バンキングマルウェア
主にメールやWebアクセスにより感染する。
取引操作を乗っ取り、好きな銀行口座に振込を行えるので犯罪者の人たちに重宝されている。
インターネットでのトラブル事例
①SNSトラブル
知らず知らずのうちに身に覚えのない誹謗中傷にさらされてしまう。
もし自分にこういうことが起こったらスクリーンショットなどで証拠を集めておくことが大切。
②高額請求・不正請求
クレジット決済を不正にしようされ、身に覚えのない請求が届く。もし自分に起こったら慌てずにクレジットカード会社に問い合わせること。
不正にショッピング。
③子供トラブル
YouTubeに炎上する動画を投稿する。
スマホゲームに携帯会社キャリア決済で高額な課金をしてしまう。
<参考文献>
マルウェアとは?セキュリティ対策上知るべき種類14選と3つの特徴
ネットトラブル事例集|【NTTドコモ】ネットトラブルあんしんサポート